ふるさと納税による還元率について、一般的計算方法と個人的見解について書いています。
ふるさと納税による還元率についてはこれという明記はなかなか難しいものがあります。というのもこれの計算式を見ると、(返礼品の価格÷寄付金額)×100となり、分子の結果により、変わってくるので、一概にこれと明記できません。
たとえば1万円の寄付金で1万円の返礼品なら還元率は100%となり、1万円の寄付金で2万円の返礼品なら200%の還元率となるので、この返礼品の価格と寄付金額によって還元率は変化することになります。
10000円~20000円寄付した時の還元率が高い返礼品のランキング情報を見つけました。(=還元率ランキング)
順位 | 返礼品名 | 還元率 |
1位 | 辛子明太子切れ子【無着色・二段仕込】1kg(500g×2) | 96% |
2位 | 天然ほたて貝柱1.1kg 根室海鮮市場[直送] | 85% |
3位 | 【佐賀牛】赤身・バラ切落とし800g(400g×2) | 84% |
4位 | 村上牛300g | 81% |
4位 | いくら醤油漬(鱒卵)【500g(250g×2)】 | 81% |
5位 | 西京漬け詰め合わせ(12パック) | 68% |
5位 | 大サイズ 国産うなぎ蒲焼2本セット | 68% |
5位 | 干物特選セット | 68% |
6位 | 【極・塩ハンバーグ】前沢牛100%(8個セット) | 62% |
7位 | 飛騨牛切落とし300g×2 | 58% |
ただ、制度を考えると、もともと納税していた分を応援したい地方へ寄付し、確定申告の時またはワンストップ特例制度により、控除が受けられることを考えると、実質負担の2000円に対する返礼品の価格で還元率を考えることもできると思います。
ふるさと納税をするかどうかで変わるのは2000円の負担増だけなので、返礼品がそれ以上の場合還元率はプラスにしかなりません。
この還元率についてはネットで情報が掲載されていますが、上記のような返礼品価格、寄付金額基準で考えられているものが多いですが、個人的には実質負担が2000円増えることを考え、返礼品価格と実質負担金2000円を基準に考えるのもアリではないかと思います。
プロフィール
カスタマエンジニアとして仕事をしています。
社会人として納税をしていますが、ふるさと納税というものに関心が出たため、勉強をはじめました。 詳細