仮想通貨を始めるのに必要な取引所開設方法、相場の分析方法、資金管理をはじめとして仮想通貨を始めるのに必要な情報をまとめました。
目次
1.取引所
ポートフォリオの一つとして仮想通貨は一つの選択肢です。有名というか普及しているのがビットコインです。で、仮想通貨を持つにはまず取引所が必要です。
取引所には国内外両方ありますが、新しく登場してくるトークンや仮想通貨の購入も考えていくなら海外取引所がおすすめです。およそ上場するのが海外取引所が多いためです。
大手取引所は取引高が高い=利用者が多いということで信用度も高いのでそういったところで登録をすると安全です。この中で、上場前トークンなどが獲得できるローンチパッド頻度が高い取引所の順にランキング化しました。
これらは海外取引所ですが国内取引所もあります。ただ国内の場合、取引所以外に交換所もあり、前者は手数料が安いですが、後者は手数料が高くなります。なので国内で考える場合はこの点はよく確認したほうが良いと思います。
主要取引所の登録方法:
取引所登録が終わったら次は、ホットウォレットの準備です。取引所にもウォレットはあるんですが、メンテナンス等アクセスできない状況になった場合、出金などができないので、別にウォレットを用意しておきます。
このホットウォレットはメタマスク一択です。ファントムウォレットもあるんですが、このウォレットがハッキングされるという事件が起こったため、今はメタマスク一択です。
この他にコールドウォレットというハードウェアを接続して運用するものもあります。
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上記までで仮想通貨トレードの準備は完了ですが、相場を見るとわかりますが、変動がかなり激しいので、テクニカル分析などをして、どのタイミングで購入していき、利確や買い増しをどのタイミングでするかは重要です。
■テクニカル分析
分析で使うインジケータ(分析ツール)は多くあるので、別サイトに情報をまとめました。
基本的には分析してトレンドが転換タイミングが、エントリータイミングです。例えばアップトレンド状態で転換点が近いと判断できれば売りで考え、逆なら買いで考えます。
もっと言えば継続的に下がってきている場合は買いのタイミングを計り、継続的に上がっているなら売りのタイミングを見ていく感じです。
検証による相場の環境認識もできたら、次は資金管理です。具体的には余剰金はいくらで仮に相場が逆行して資金が無くなっても耐えられるのはいくらかを考えます。
次に、それを分割して仮想通貨のトレードに充てていきます。仮想通貨に使う資金すべてを一度に入金してしまうと仮に逆行してゼロになった時に、リトライができません。なので複数回に分割してリトライができる状態を作ります。
この分割した額をいくらにするかの入金ルール、そして相場が順行して利益が出ているときにいくらで決済するかの決済ルール、そして逆行してマイナスになった際に強制決済=ロスカットをどの価格帯に設定するか、これらを決めておくと、淡々とトレードができるのでメンタル的にもいいです。
仮想通貨の中で注意点がいくつかあります。
1.税金問題
相場順行してトレードができていた場合利益が出ますが、その場合課税対象になります。問題は税額計算タイミングです。これを誤るとかなりまずいことになります。一度問題になったのが、トレード利益がないにもかかわらず税金の支払いだけ残ったケースです。
どういう場合に起こるかというと、例えば4月にエントリーして12月時点で利益分1億あったとします。そして翌年の2月ごろに相場逆行により、利益全損したとします。
一見、利益ゼロなので税金かからないように見えますが実際は違います。税金計算期間は1年です。上記では12月時点では利益1億が出ているのでこの額に対して課税計算され、翌年の3月に確定申告にて納税が発生します。翌年2月に全損していてもそれはその年の12月時点で有効になるわけです。
参考画像
なので、翌年持越ししてもいいですが、リスクも大きいため、各年12月に一度決済しておくか、納税額を計算しておいて、その分だけ出金しておくことで税金支払いのみ残るという事態は防げます。
2.詐欺問題
仮想通貨では新規プロジェクトが続々と立ち上がってくるという情報がありますが、詐欺まがいのことだったりポンジスキームするケースが少なからずあります。
詐欺まがいの例:指定のコントラクトアドレスに入金すると倍にして戻ってくるなど
ポンジスキームの例:新規プロジェクトが上場すると言って、トークン販売して実際は上場せず、プロジェクト元が飛ぶ(連絡が取れない)
前者は結構散見できました。上記とは少し違いますが、ポンジスキームのように期待値高いと情報を流し、多数の購入者が出て、上場直後に売り抜けるという手口もあります。
対策として前者ならそもそも入金して倍になって返金されることは絶対にありません。例えばある通貨、ビットコインなどがエントリーした時点から時間経過で2倍まで値上がりすることはあり得ますが、これとは全く意味が違います。
後者に関しては、プロジェクト元が飛ぶほどではなくても、暴落して資金が飛ぶ(消失)というケースがあります。つまり、期待値が高いといわれても実際はわかりません。チャートを見ていると実際問題期待値通りかははっきりします。顕れ方は価格が一度上昇しますがその後下落します。その後上昇せず下落または下落のまま推移することが多いです。そのため、一度下落してからの相場の変動を見て判断することです。
一番いいのは暴落した時点で試しに少額エントリーしてみて様子見し、そこから上昇の兆しがなければ、決済するやり方です。
本当に期待値が高く、プロジェクト立ち上げ者がかなりのものであればそこから上昇に転じていくはずです。買い増しが増えていくためです。それが上昇していかない場合はポンジスキームの類または期待値は実は高くなかったという可能性も考えられます。
FXでもそうですが、トレードによる利益が出た場合、次に気にする点がインフレ対策です。およそ円建てによる口座を持っている方が多いと思います。この場合、日本はインフレが進んでおり、預金などが極論半減してしまうリスクがあります。
円安による資産減少ということが起こり得ます。これの対策としてはポートフォリオ構築、これにつきます。具体的には円の預金だけでなく、円安の影響を受けない資産を持つことです。仮想通貨、外国通貨、車、家などの資産といったイメージです。
考え方としては仮に預金の半分を別の資産に換えていた場合とそのまま預金していた場合を比較した場合、後者は半分を無条件に失いますが、前者はすでに別資産にかえているので預金保護できます。
具体的には100万の預金があり、50万を別資産にしていたら、50万に対し、円安影響で半分なくなっても25万です。一方預金したままの場合、50万が消失します。これだけの違いが出てきます。
上記までで相場の環境認識、特にテクニカル分析について使うものなど記載してきましたが、一から分析について学びたい場合、どうするか?ですが、あくまで参考までに私が学んだ方法を書いておきたいと思います。
私の場合、FX塾でトレードに関してゼロから学びました。その際仮想通貨もFXの環境認識技術が使えることがわかり応用しました。あとは今もですが書籍でトレード技術の再確認や検証に使っています。
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まとめ
1.仮想通貨を所持やトレードするには取引所登録が必要
2.利益を取っていくには相場環境分析の他、資金管理も重要
3.税金対策やインフレ対策も必須