相続

親族、特に親御さんが天寿を全うした際に、親御さんを見送った後に出てくる問題が遺産相続の問題です。開始タイミングは親御さんが天寿を全うした時です。四十九日の法要の時ではないのでこの点に注意が必要です。

具体的な流れとして、まず遺言書の有無。これは当人の意志でもあるので、これの確認は重要です。次に相続人の調査と確定です。つまり誰が相続人となるか、具体的には戸籍収集して相続人を調査するわけです。
で、次に財産、たとえば不動産や預貯金、株などを調査し、ここでプラスの財産、マイナスの遺産かも調査します。

財産を特定したら、相続方法の決定。これにはプラス、マイナスの財産すべて相続する単純承認、一切の財産を相続しない相続放棄、そしてプラス財産額を限度にマイナス遺産も相続する限定承認があります。

相続する財産が確定できたら、あとは所得税申告、納付。算出期間は親御さんが天寿をまっとうした年の1月1日からその日までになり、その所得分を税務署に申告し、納付と。

あとは遺産名義変更をして相続なので、相続税の申告と納付も忘れずに必要です。ここまでですが、複数人で相続する場合、誰がどれだけ相続するかを決める必要が出てきます。それを協議書に記し記名押印すると。

ただ経験者が近くにいない限りはいきなりこれをやるのも敷居が高いと思われるので、その場合は、相談に乗ってくれるところがあるので、そちらに行くのが無難かと。

 

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