より詳しい検査が受けられる人間ドックを受診開始タイミングや頻度といった有用な情報をいろいろと書いていきます。
この年齢から受診しなければならないという明確な決まりはありませんが、40代前後から病気が気になり始めることから、このあたりから受け始めるのが多い傾向です。個人的な話になりますが私が勤めている会社では35歳から受診になっているので、上記の枠に当てはまっているかと。
で、受診頻度については、公式があり、100÷年齢で算出された数値(年度)に1回の頻度になります。たとえば50歳ならば100÷50=2となり、2年に1回の頻度になります。
この人間ドックですが、構成として基本検査項目+オプション項目で構成されます。
それぞれまとめると・・・
【基本検査項目】 | 【オプション検査】 |
身体検査 | 頭部MR |
血圧 | 頸動脈エコー運動負荷心電図 |
心電図・心拍数 | 胸部CTかくたん細胞診 |
眼底・眼圧・視力 | 内視鏡(胃カメラ)ピロリ菌検査 |
聴力 | 腹部CT腫瘍マーカー |
呼吸機能 | C型肝炎抗原 |
胸部X線 | 大腸内視鏡 |
上部消化管X線(バリウム) | マンモグラフィー乳腺エコー経膣エコー腫瘍マーカー |
腹部エコー | 骨密度 |
血液検査 | 甲状腺ホルモン |
尿検査 | |
便潜血検査 |
で、検査結果が出た後、異常が見つかったならば精密検査もしくは治療に踏み出すのが重要です。あくまで人間ドックは異常を見つけるまでの話なので。
ただ、基本検査項目は医療機関共通なので、いいとしてオプション項目として何を選択すればいいのか迷うこともあるかと。
その場合は、状況別に受けたほうがいい検査項目がまとめられたサイトがあり、相談体制も整っているので、特に初めての人間ドックという場合は、活用するのがお勧めですね。