ふるさと納税の返礼品金額割合の上限についての情報など
現在ふるさと納税の返礼品の金額は平均で寄付額の4割程度みたいですが、7割を超えるケースもあるとか。
ただ、今回4月3日より返礼品の金額を寄付額の3~4割程度を上限目安とする方向で調整するという情報が入ってきました。
正直なぜこんなことをと思っていたら、自治体間で寄付を集めるために返礼品を高価なものにするという競争が急増したそうです。これを見るとちょっと制度が違うような気がします。
ふるさと納税は自治体を応援する目的で寄付もとい納税するわけですが、その一部を持って地方政策に充てるなどをして、寄付者に対しては返礼品はあったほうがいいと思いますが、それがあまり高くなると地方政策に充てる分が減り、十分な公共サービスが難しくなるため、それはいかがなものかと。
いずれにしても4月3日に総務省通知により3割~4割程度に抑制するという方向へ変わっていくようなので、現在平均が4割なので大きい影響はなさそうですが、7割を超えるケースというのは減っていくもしくはなくなることが想定されるので、もしそれを求めているならば、4月までにふるさと納税などしておく必要があると。
ふるさと納税の返礼品に少し変わったものを提供している自治体があることがわかりました。郵便局の見守りサービスです。
兵庫県朝来市で、返礼品に郵便局の見守りサービスを選ぶと、郵便局員が家族と離れて同市内で暮らす人の生活状況や体調などを定期的に訪問確認し、結果を家族へメールなどで報告してくれます。
ただここが初めてではなくすでに62自治体は返礼品として見守りサービスを取り入れているそうです。これは家族にとってもいいことですが、一人で暮らしている方にとっては話し相手にもなりますので、winwinになると思います。
ふるさと納税をすることで多ジャンルの返礼品がもらえますが、この中でお肉の返礼品は結構人気があるようです。
特に黒毛和牛とかはよく聞きます。そこで、黒毛和牛を含むお肉の返礼品の人気ランキング情報を調べました。
順位:地域:品名
1位:大阪府泉佐野市:黒毛和牛小間切れ切落とし2.2kg
2位:大阪府泉佐野市:黒毛和牛4等級以上サーロインステーキ500g]
3位:佐賀県唐津市:老舗肉屋の特上ハンバーグ10個
4位:福岡県上毛町:特盛り九州産豚切落し4kg
5位:大阪府泉佐野市:国産豚切落し5.5kg
上位5位まで列挙しました。より詳しいお肉の返礼品人気ランキング情報は下記のサイトに週間単位で掲載されています。
ざっと確認してみましたが、佐野市が結構多い印象を受けました。それだけ有名なのかもしれません。
いずれにせよ地方を応援すべく納税して、そのお礼においしいものが手に入るというのは結構winwinな感じでいいと思います。
ふるさと納税の寄付先にもなっている泉佐野市が返礼品にamazonギフト券を導入したことが波紋を呼んでいるようです。
もともとは返礼品には特産品が多く登録されていたわけですが、それが寄付者の意思を反映するかのように、特産品のみならず家電なども選べるようになっていました。
こういった傾向がふるさと納税の趣旨から外れるのではないかということが波紋の要因になっているみたいです。
ただ、もともとこの制度ができた理由は過疎化が進む地域振興目的だったと記憶しています。この意味では返礼品に工夫をする傾向は良い方向ではないかと思います。結果として、寄付者からは自治体がそれだけ頑張っているということが伝わるのではないかと思いますし、税収確保できた際には、このベクトルが地域振興に使われるのではという期待感も高まります。
なので、個人的にはとてつもなく趣旨から外れてはいないと思います。返礼品選びから始まったとしても寄付すればその自治体に関心が少なからず出てくると思われるので、これは良い方向になるのではないかと思います。
ふるさと納税サイトでは自治体の返礼品を選ぶことで自治体に納税できるものです。もともとの概念は自治体に寄付すると返礼品がもらえるというものですが、実際に利用すると返礼品を購入する手順を取ると、返礼品が手に入り、自治体にも寄付額が入る感じですね。
で、このふるさと納税ですが楽天でも利用できます。
ということで楽天を覗いてみましたが、やっぱりレビュー数を見ると食料品関係がかなり多い印象です。レビュー数順に見てみます。
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レビュー数が多い=利用者が多い=注目されていると考えていくと、ふるさと納税への関心が高いのかと思います。
これは同じ納税額+手数料2000円分となるものの、返礼品がもらえます。この返礼品は上記だけ見ても手数料分で手に入れるのはかなり厳しいものがあるので、その意味ではプラスにしかなりません。
加えて自治体を支援できるので関心が高まっていると考えれば、やらない手はないと思います。
プロフィール
カスタマエンジニアとして仕事をしています。
社会人として納税をしていますが、ふるさと納税というものに関心が出たため、勉強をはじめました。 詳細